「できない子」じゃない。まだ、出会っていないだけ。子どもたちが未来に手を伸ばす瞬間を、一緒に創っていただけませんか。【ルーピスからのお願い】
- 5月8日
- 読了時間: 7分
「できない子」なんて、本当はいないのかもしれない。 ルーピスで子どもたちと関わっていると、そう思う瞬間があります。 まだ、自分の好きなことに出会って「できない子」なんて、本当はいないのかもしれない。
ルーピスで子どもたちと関わっていると、そう思う瞬間があります。
まだ、自分の好きなことに出会っていないだけ。
「それ、いいね」と背中を押してくれる大人に出会っていないだけ。
自分の未来に手を伸ばすきっかけを、見つけられていないだけ。
必要なのは、一緒に真剣に悩んでくれる誰かだと思うのです。
ルーピスは、釧路で子ども・若者たちの学びと体験を支える場所です。
12畳ほどの小さな部屋で、勉強をしたり、ギターを弾いたり、焼きそばを食べたり、地域の大人たちから仕事や生き方の話を聞いたりしています。

そこにあるのは、特別な設備ではありません。
「この子に、何かのきっかけが届くかもしれない」と信じて関わる、大人たちのまなざしです。
子どもたちが未来に手を伸ばす瞬間を、地域の皆さんとつくり続けたい。
そのために、ルーピスをご一緒に支えてくださる仲間を募集します。
* * *
「あったらいいな」を、なかったことにしない
ルーピスの活動は、小さな子どもたちの体験活動から、小中学生の学習支援、探究学習、キャリア教育、親御さんの相談まで、少しずつ広がってきました。
最初から、大きな計画があったわけではありません。始まりは、おさがり品の交換会でした。
子どもや親御さんと関わる中で、
「こうだったら助かるのに」
「こんな場所があったらいいのに」
という声に出会ってきました。
その声を、「できない」「仕方ない」で終わらせたくなかった。
100点満点じゃなくても、まずはやってみる。
60点でいいから、形にしてみる。
真剣に一緒に悩みながら、必要なら変えていく。
そうやって、今のルーピスの形ができています。
12畳の部屋が、未来と出会う場所になる
そしてルーピスの教室は、決して立派な施設ではありません。
12畳ほどの、普通の部屋です。
でも、その部屋は日によって姿を変えます。
ある日は、勉強をする場所。
ある日は、ギター教室。
パソコンやプログラミングを学ぶ場所。演劇やものづくりの時間。
焼きそばを囲む子ども食堂になることもあります。
限られた場所でも、そこに人がいて、関わろうとする気持ちがあれば、できることはたくさんあります。
「ちょっと行ってみようかな」
「今日はこれをやってみたい」
「うまくできなくても、ここなら大丈夫」
そんな時間の積み重ねが、子どもたちの中に少しずつ残っていくのだと思います。
地域の大人との出会いが、未来の選択肢になる
そしてルーピスの大事な取り組みに、「まちなか先生」があります。
地域の大人たちが、自分の仕事や経験、好きなこと、生き方を子どもたちに伝えてくれる時間です。
経営者、コンサルタント、英語が得意な人、たこ焼き屋さん、編みぐるみをつくる人、美容師さん、歌手、俳優、YouTuber。
そして、日々の暮らしの中に知恵や経験を持つ、地域の大人たち。
子どもたちにとって、その出会いは「授業」以上の意味を持つことがあります。
「こんな大人もいるんだ」
「こんな働き方があるんだ」
「自分もやってみたいかもしれない」
その場ですぐに変わらなくても、どこかで記憶に残る。ふとしたときに思い出す。「あの人にまた会いたい」と思う。
そんな小さな出会いが、未来の選択肢になることがあります。
「できない」のではなく、まだ出会っていなかっただけ
例えば以前、ある子と出会いました。
初めて会ったとき、その子は自信をなくしていました。
「自分は人に迷惑をかけてしまう」
そんなふうに、自分自身を見ているように感じました。
でも、いろいろな体験を一緒にしていく中で、その子は家庭菜園に出会いました。
そこから少しずつ、「農業をやりたい」という気持ちが芽生え、農業高校を目指すという目標ができました。
勉強が急に得意になったわけではありません。
でも、その子にとっては、農業をやるために勉強が必要になった。
だから、学ぶ理由が生まれたのです。
「できない子」なのではなく、まだ出会っていなかっただけかもしれない。
自分の好きなことに。自分を信じてくれる大人に。
自分の未来に手を伸ばすきっかけに。
私たちは、子どもたちがその何かに出会うまで、諦めずに関わり続けたいと思っています。
子どもだけでなく、親御さんの時間も支えたい
さらに、ルーピスを利用しているのは、子どもたちだけではありません。
ある親御さんから、こんな言葉を聞いたことがあります。
「私にとっては、子どもと離れられる2時間がすごく大事だったんです」
子どもが安心して過ごせる場所があることは、親御さんにとっても支えになります。
ほんの1時間、2時間でも、子どもの心配を少し手放せる。
ひとりになれる。息をつける。
「何かあっても、ここに相談できる」と思える。
その時間があることで、家庭の中に少し余白が生まれることがあります。
だからルーピスは、子どもだけを見る場所ではなく、家庭の不安も地域の中で一緒に受け止めていく場所でありたいと思っています。
何度でも戻ってこられる場所を、釧路につくりたい
子どもたちは、これから成長していきます。
学校に行く。
進路を考える。
働く。
新しい場所に飛び込む。
うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあると思います。
そのときに、
「一回戻ってきてもいいよ」
「少し休んで、また考えよう」
と言える場所が釧路にあったら。
学校でも、家庭でも、職場でもない。
でも、誰かが待っていてくれる場所があったら。
それだけで、救われる人がいると思うのです。
ルーピスが目指しているのは、子どもや若者たちが、必要なときにまた戻ってこられる場所です。
それを、ルーピスだけで創るのではなく、釧路の皆さんと一緒につくっていきたい。
釧路全体を、彼らに「おかえり」と言ってくれる、何度でも前を向ける場所にしたい。
それが、私の願いです。
この変化に、一緒に関わっていただけませんか
ルーピスの活動は、たくさんの人の関わりによって続いています。
まちなか先生として子どもたちに出会ってくださる方。
活動を見守り、応援してくださる方。
必要なときに声をかけ、力を貸してくださる方。
そうした一人ひとりの関わりが、子どもたちにとっての未来の選択肢になっています。
一方で、この活動を一時的な助成金や、その時々の資金状況に左右されるものにしたくないとも願っています。
子どもたちが安心して通える場所を開き続けること。
学びや体験の機会をつくること。
地域の大人と子どもたちが出会う時間をつくること。
親御さんが少し息をつける時間を守ること。
スタッフや関係者が、無理なく支援を続けられる環境を整えること。
その一つひとつを、これからも続けていくためには、支え続ける仕組みが必要です。
ルーピスだけで抱えるのではなく、行政や専門家だけに任せるのでもなく、釧路を大切に思う皆さんと一緒に、子どもたちや若者たちを支える仕組みをつくっていきたい。
そう願っています。
子どもたちが未来に手を伸ばす瞬間を、これからも釧路で生み出し続けるために。
この活動を見守り、支えていただけませんか。
大きな金額でなくても構いません。
月500円、月1,000円からでも、細く長く関わっていただけることが、釧路の子どもたちの未来にとって大きな力になります。
「できない子」じゃない。まだ、出会っていないだけ。子どもたちが未来に手を伸ばす瞬間を、一緒に創っていただけませんか。
仲間として、支えていただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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