冬の教室は、あたたかい「ただいま」が増える季節
- 山本享幸

- 2025年12月22日
- 読了時間: 2分
更新日:1月12日

冬の教室は、玄関を開けた瞬間に空気が変わります。外は冷たいのに、部屋の中は少しだけ柔らかい。そしてこの時期になると、子どもたちの一言が変わってくることがあります。
「こんにちは」よりも、「ただいま」。
もちろん全員が言うわけではありません。
でも、その一言が出た日は、こちらの心がほどけます。 “勉強しに来た”というより、 “戻って来られた”という感じがするからです。
ルーピスは、学習支援の場所です。ただ、私たちが大事にしているのは、最初に机に向かえるかどうかだけではありません。
まずは、落ち着く時間をつくる
教室に来てすぐに勉強を始める子もいれば、少し座って、飲み物を飲んで、ようやく顔が上がる子もいます。その時間を急かさない。ここは、ルーピスの基本です。
学習は「短く、確実に」
冬は特に、疲れやすい時期でもあります。だから、学習は短い集中で区切ります。15分、20分。「今日はここまで」で終われると、それだけで自己肯定感が残ります。
“できた”の基準を小さくする
ノートが1ページ進まなくてもいい。「来られた」「座れた」「始められた」。その日の“できた”を一つだけ拾う。それを積み上げると、子どもは自分のペースを取り戻しやすくなります。
冬の教室は、あたたかい「ただいま」が増える季節。この町で、子どもが安心して戻って来られる場所を、もう少しだけ増やしていきたいと思っています。













コメント